知って防ごう!みんなで見守り!「高齢者の消費者トラブル その3(未然防止特集号)」(愛知県より)
高齢者の消費者トラブルを防ぐためには(3)
高齢者ご本人が意識を高めていただくほか、ご家族や周りの方々が悪質商法の手口を知り、日ごろから高齢者の様子を気にかけ、見守っていただくことが大切です。
「あれ?いつもと様子が違っておかしいな。」
そんな高齢者の暮らしの変化に気付いていただき、みんなの見守りで高齢者の消費者トラブルを防ぎましょう!
トラブル事例
・還付金詐欺
(特徴)
●突然、警察、金融機関、親族などをかたった電話を入れ、その後訪問した者がキャッシュカードや現金等をダマしとります。
●役所などをかたり「還付金がある」などと言って、ATMに誘導して現金を振り込ませます。
●「キャッシュカードの交換が必要と言われた」、「キャッシュカードを封筒に入れて保管する」などと言っている。
●「還付金があるからATMへ行く」と言っている。
●携帯電話で電話をしながらATMを操作している。
●キャッシュカードは封筒に入れない、誰にも渡さない。
●暗証番号は他人には教えない。紙にも書かない。
●電話で「還付金」「ATM」と言われたら要注意!!
●不審な電話は、「確認する」と言って一旦切り、家族や警察に相談しましょう!
●詐欺や迷惑電話を撃退するために、在宅時でも留守番電話設定にしましょう!
(特徴)
ハガキ・封書編
●公の機関のような名称をかたり、身に覚えのない料金の請求をするハガキや封書が届きます。
●「訴訟」、「差し止め」などの法律用語や脅し文句で不安をあおり、折り返しの連絡を促します。
●連絡してしまうと、「裁判取下げ費用」などの名目で支払いを強要されます。
メール編
●注文もしていない商品を、代引きで届けるというメールが届きます。
●心当たりがない場合は、返信するよう促します。
●不審なハガキ、心当たりのない請求書や督促状などが届いていないか。
●携帯電話の操作が不慣れな方もたくさんいらっしゃいます。普段から相談しやすい雰囲気を作りましょう。
●請求は無視!応じる必要はありません。
金銭を騙し取ることが目的の架空請求の手口です。
●記載されている電話番号やURLに、連絡したり、アクセスしたりしないようにしましょう!
連絡をすると、電話番号などが知られてしまい、執拗に金銭等の支払いを請求されます。
【愛知県消費生活情報 あいち暮らしっくno.143より、3回シリーズでお知らせいたしました。】
詳しくは → 消費生活情報あいち暮らしっくno.143(パソコン用pdfファイル4.45MBが開きます)
「高齢者の消費者トラブルその1(未然防止特集号)」 → コープあいちHPが開きます
「高齢者の消費者トラブルその2(未然防止特集号)」 → コープあいちHPが開きます
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※消費者トラブルは、一人で悩まずに「消費者ホットライン(局番なしの188)」にご相談ください。お近くの消費生活相談窓口につながります。
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