常滑市で発見 米たまごのよさを実感できる場所 | 生活協同組合連合会 東海コープ事業連合

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飼料米の取り組みとは

日本では、飼料(エサ)の自給率は10%しかなく、ほとんど海外に頼っています。生産国が不作に陥ると、輸出を制限されるなどのリスクがあります。休耕田(使われていない田)を活用した飼料米づくりは、そのリスクを分散させ、日本の水田を守ることにつながります。
「デイリーファームでは、飼料米を鶏のエサに取り入れた『あいちの米たまご』を生産するだけではなく、鶏舎のひとつを飼料米用倉庫にしたり、大型耕作機械が入れなかった田んぼの脇に道を作る働きかけをするなど、地元の契約農家が飼料米を生産できるような環境づくりにも取り組んでいます。」(市田さん)
※今回ご紹介するのは、コープあいちでお届けしている商品です。

あいちの米たまごの特徴

1.飼料に地元愛知県産米を10%配合。
2.飼料の主原料となるとうもろこし・大豆油粕は遺伝子組換えをしていない(NON-GMO)
3.からだにやさしいαリノレン酸を90mg以上含み、且つ低コレステロール。

ココテラスから車で約5分ほどのデイリーファームの飼料米用倉庫を特別に見学させていただきました。収穫の時期には通路がないほどいっぱいにお米の袋が積まれるそうです。

お店の裏手にひろがる田んぼは、若い担い手が飼料米を育てています。

お米の袋。1袋300kgの袋が3段で、合計900kgが積まれていました。

有限会社デイリーファーム
営業販売
たまご工房担当マネージャー
市田 旭宏(いちた あきひろ)さん
ココテラスマネージャー。獣医師。
お店のオープンをきっかけにデイリーファームへ入社。
社長・市田真新さんのご子息。

「小さい頃から獣医をしている父の姿を見て育ち、その仕事に憧れて獣医を志しました。大学で獣医学が人間の食の安定供給を支えてきたことを知り、『うちってすごいことをやってるんじゃないか?』と改めて家業に魅力を感じるようになりました。それ以来、獣医として働きながらも『いずれは家業を継ごう』という気持ちを持ち続けてきました。」(市田さん)

とれたてたまごの店
ココテラス
by デイリーファーム
〒479-0806
愛知県常滑市大谷字芦狭間249-1
営業時間 午前10時~午後5時
定休日 木曜日、第1・第3水曜日

コープあいち「ウィズコープ」2015年9月下旬号より

2018.06.14

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