【相談】一人暮らし。「身元保証人」がいなくて困っている。（弁護士よりのアドバイス）

80才、一人暮らし。入院治療を受けなければならなくなったが、兄弟も高齢で「身元保証人」がいなくて困っている。

（名古屋第一法律事務所の事例より）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

2019年、日本の65歳以上人口は3,588万人を超え、高齢化率28.4％の超高齢社会となり、医療機関や介護施設において「身元保証人」に困るケースが増えています。

本来、厚生労働省のガイドラインなどによると、身元保証人がいないことは医療・サービスを拒む理由にはならないはずですが、現実には、入院・入所時に身元保証を求める病院は95.9％、介護施設は91.3％と多数を占めています。さらに、身元保証人を必要条件とし、「立てられない場合な利用を認めない」としたのは、病院で22.6％、介護施設で30.7％に上ります。

身元保証人には、「緊急連絡先の引き受け」「施設利用料や入院費の支払い代行」「第三者に損害を与えた場合の賠償についての連帯保証」など重い役割が求められます。家族や友人に担っていただける場合は問題ありませんが、引き受けていただける親族などがいない場合やそもそも人様に負担をかけたくないという方も少なくありません。

こうした場合、

コープあいち（生活支援）、名古屋第一法律事務所（法務支援）、新大和税理士法人（会計支援）でつくる「特定非営利活動法人　あいちあんきネット※」では、家族代わりとなって「身元保証」を引き受けています。気軽にお問合せください。

※財産管理、遺言書作成、任意後見、葬送支援なども行っています。

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