おいしくって安全なお話2025年31号(シリーズ食品添加物①食品添加物と生協)
生協は設立当初から食の安全にこだわり続けています。その一つが食品添加物です。今回から3回連続で、この食品添加物についての話題をお伝えします。
■生協の食品添加物の考え方
日本で流通する食品に使用される食品添加物は、安全性が確かめられたものについてのみ、国が使用を許可しています。生協では国が許可したものでも、安全性の評価が十分ではないと考えられる食品添加物について、独自の基準を設けて取り扱い商品への使用を管理しています(「不使用添加物」「使用制限添加物」二次元コードをご覧ください)。
また科学の進歩で、これまで安全性に問題がないと評価していた添加物に新たな問題が見つかったり、逆に生協で規制を強めている食品添加物でもその安全性の裏付けがはっきりしてくるなど、安全性の評価が変わる場合があります。生協の基準は、新しい安全性評価の情報に応じて見直しています。
■生協での食品添加物に対する取組み
生協の添加物に対する考え方は科学的な評価を重要視しています。しかし、そうはいってもその添加物を受け入れられるかは人それぞれです。各人の価値観に合った商品をしっかり選べるようにWebサイトでは詳細な情報が見られるようになっています(下の枠内をご覧ください)。
添加物が私たちの健康にどのように影響しているか、またどんな価値があるのかを正確にお知らせし、そのうえで自分が求める商品を納得して利用できる環境を整える事が生協らしい誠実な対応と言えるのではないでしょうか。
東海コープ