おいしくって安全なお話2025年3号（生協が自信をもって案内している農産物「栽培自慢」の自慢のわけをご紹介します。）

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商品案内の農産品のページを見ると「栽培自慢」というマークが目に入りませんか？栽培自慢は私たちの生協の独自のブランドで、「こだわった栽培」「おいしさ」の2種類があります。どちらも生産者の皆さんはもちろん、生協もしっかりと確認し、組合員の皆さんに自信をもってお勧めできる農産物です。

●2種類の「栽培自慢」

　栽培自慢「こだわった栽培」は農薬の使用回数を一般のものよりも3割以上減らして栽培している農産物です。産地では土つくりを工夫して病気に強い作物を栽培したり、虫を誘引する資材を利用して作物に虫を近づけないなど、農薬散布の代わりになる様々な努力をしています。
　栽培自慢「おいしさ」は「おいしい」と思える糖度基準を満たした農産物で、商品を一つひとつ、選別所にある糖度センサーで検査します。
　栽培自慢のマークが付けられた商品は約250種類ありますが、そのうちの9割以上が「こだわった栽培」です。

●栽培自慢「こだわった栽培」は…

　栽培自慢の商品は、生産者が大切に育て、自信を持ってお届けできる商品です。でもそれだけではなく、生協での厳しいチェックを受けます。例えば、出荷する生産者の人数や氏名、栽培責任者、圃場の所在地はもちろんのこと、使用する肥料や、農薬の計画についても詳しく確認します。
　もし計画と違う農薬を散布する場合は生協に連絡が入り、生協では栽培自慢の基準を満たしているか、栽培自慢として表示していい商品なのかをきちんと確かめます。

●残留農薬検査の結果を活用しています

　また検査センターでも残留農薬検査を実施しています。「自分たちが散布した農薬が出荷した農産物にどう残っているかが気になっている」という産地の方の声をお聞きすることがあります。そのような場合は生協から残留農薬検査の結果をお知らせし、産地では、その結果を次年度の栽培計画に役立てていただいています。
　産地の努力を応援している栽培自慢をぜひご利用ください。

東海コープホームページに「おいしくって安全なお話」のバックナンバーがあります。