夏の野菜というイメージが強いトマトですが、本当においしい時期は暑くなる前。5~6月は全国でトマトの収穫量がピークの時期です。コープではさまざまな種類のトマトを企画しています。一番おいしい今だから、いろんなトマトを味わってお気に入りの品を見つけてみませんか?今回は、コープの「基本のトマト」を特集しました。5月からトマトがおいしくなる理由も産地で発見しましたよ。
「トマト」の3文字では違いが分からないとお嘆きの声に応えて、コープ宅配の を紹介します。
●「食味のよいトマトをつくりたい」という想いから、品種にこだわり有機質肥料※や自家堆肥を土に施し、食味の向上を目指し丹精をこめて育てています。
●安全・安心・環境配慮の視点から、化学合成農薬・肥料の使用回数を地域慣行基準に比べ3割以上削減して栽培しています。
※有機質肥料とは、動植物質のものを原材料にした肥料のこと。肥料効果のほかに土壌を改善するはたらきをもつ。
トマト(栽培自慢)は「予約登録」できます!
※夏期のトマト(栽培自慢)は予約登録のみの企画となります。
商品案内やe -フレンズで商品を探す手間なく購入できるしくみです。登録した商品は、OCR 注文用紙やe -フレンズ注文画面の上部に表示されます。よく利用する商品を登録しておくと、買い忘れの防止や注文時間の短縮ができるのでおすすめです。
毎月「1週」のカタログと同時に配布される「予約登録のご案内」チラシまたはホームページをご覧ください。
詳しくはこちら
他にもいろいろなトマトがあります。(商品案内5 月3 週の野菜ページより)
トマトの保存方法
●青みがあったら常温で追熟させましょう。夏なら一晩で真っ赤に!
●野菜室で保存する場合はトマトが冷えすぎないように新聞紙でくるむとよいでしょう。
※届いたら傷がないか確認し、ある場合は早めに食べましょう。
熊本県はトマトによかとこ 生産量日本一
熊本県は天候が比較的安定していて、夏は暑すぎず冬は寒すぎないので暖かい気候を好むトマトの生産に向いています。
冬の暖かい気候と温室を利用した、冬から春のトマト栽培が盛んです。出回るのは10 月から7 月で、5月が出荷のピーク。
トマトは昼夜の寒暖差があるとおいしくなるので有明会の温室栽培のトマトも5月からが特におすすめです。
トマト作りへの思いを、有明会の生産者の取りまとめを担う山本一義さんにうかがいました。
産地は他に岐阜県滑谷農園、加藤農園、千葉県和郷園、北海道新おたる農協クリーンアグリ仁木、仁木産直会等あり、 全国の産地から年間産地リレーを行いお届けしています。
左から、生産者の林田 徳一(はやしだ のりいち)さん、林田 りえ(はやしだ りえ)さん、林田 徳久(はやしだ のりひさ)さん
左から、有明会 生産者 林田 高幸(はやしだ たかゆき)さん、株式会社フレッシュアグリ九州 代表取締役 山本 一義(やまもと かずよし)さん
「有明会を立ち上げて3 年、生産量は毎年向上しています。
もっとたくさん採れるようにすれば利益が増えるのは農業経営者として分かっていても、今はこれ以上規模を拡大するつもりはありません。
10数年前にトマトの病気が大流行して以降、耐病性品種に変更して、熊本のトマトは食味が落ちたと自分では感じています。
熊本県がこの先10 年支持される産地でいられるのか心配です。
味で支持される産地になれるよう、質より量になっていないか、常に自分に問い掛けながら栽培しています。」
「トマトのおいしさは糖と酸のバランスです。
また、トマトは家庭での消費量が一番の野菜。だからこそ自分たちは特別なトマトではなく、多くの人が手に取ることのできる普通のトマトを作りたいんですよね。
おいしいものを食べた時のうれしさって人間の一番の喜びだと思いませんか? おいしさで喜びを作り出す仕事は本当に楽しいです。」
コープあいち「ウィズコープ」2016年5月上旬号より
2018.06.27