「多文化共生」についての学習会 ご案内
“アジア・ボランティア・ネットワーク東海”は、多文化共生社会づくりのため外国の文化や食を知り交流することや、多文化共生をめざす他団体との共同企画などを行う“コープあいちが関わっている関連団体”です。
この学習会へは会員以外のみなさんにも参加を呼び掛けています。
また、オンラインでの参加もできます。ぜひご参加ください。
日 時:2024年2月10日(土)10:00~12:00
会 場:名古屋市千種区稲舟通1-39 生協生活文化会館2階会議室
テーマ:真の「多文化共生」とは! 入管行政・収容から考えてみる
報 告:西山 誠子 さん
2010年より名古屋入管にて被収容者との面会活動をしている。
世界中から来た多くの外国人に出会った。それぞれが固有の人生ドラマを持つが一生懸命生きる心情は万国共通であることがよくわかる。
入管法に違反すると収容される。道路交通法と同じ行政法違反である。ところが、無免許運転と無許可日本滞在と対比してみる時、その罰の重さの違いに驚愕する。
入管法違反は終生許されないばかりか、日本滞在を許可しないということを根拠にして「就労」(基本的人権)が禁止される。どうして、これほどの厳しい処分になるのか? 日本人優越感、人種差別等が根源かもしれない。
「多文化共生」を地方行政でも予算を取って推進している。真の「多文化共生」とは外国人外国人をお客さん扱いすることではない。外国人をよそ者として、あるいは人格を無視した労働人材としてしか見なしていないのがこの国の現状だろう。
日本で共に生きる仲間として、社会的(経済、文化を含む)責任を分かち合うことをこそ推進すべきだ。今や、まじめに生きる人たちを正規滞在者として受け入れて、日本社会の将来の構想を作るべきだと思う。収容の実態を知ることから、「島国日本」を考えてみたいと思う。
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オンライン(ZOOM)をお申込みの方へは参加IDをお送りいたします。
〇締め切り: 2024年1月31日
問い合わせ
アジア・ボランティア・ネットワーク東海
FAX :052-781-8315
mail:asia.volunteer.tokai@gmail.com
コープあいち