ウィズコープ6月号 「CO・OP液体せっけん おおぞら」コープ洗剤おすすめ診断・取材こぼれ話
ウィズコープ6月号vol.300
いいモノ いいコト いいトコロ ~CO・OP液体せっけん おおぞら~ コープ洗剤おすすめ診断&取材こぼれ話
みなさん、「ウィズコープ」6月号は読んでいただけましたか?
コープあいちこだわり商品の “つくりての思い” をお伝えするコーナー、「いいモノ いいコト いいトコロ」、 今月は、株式会社コープクリーンの「CO・OPセフター」を特集しました。
「人にも環境にも配慮した洗剤を」という組合員の願いに応えて開発が始まったコープの洗剤。今もなお環境への配慮と共に、「たしかな洗浄力と使いやすさ」を求めて進化しています。数ある洗剤の中、安全・安心なコープの洗剤をぜひご活用ください。
Webサイトでは、本誌でご紹介できなかった洗剤の特長と取材こぼれ話を掲載します。
Web限定 CO・OPの洗剤あれこれ話
一覧表はこちら → わたしにぴったりの洗剤一覧_cleansiryo202203_senzaiichiran.pdf
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こぼれ話
せっけんカスと溶け残りは違った?!
今回、コープクリーンの岩橋さんと岸さんからお話をうかがうまで、編集担当は、「せっけんカス」とは洗剤の「溶け残り」だと思っていました。「液体洗剤は水に溶けやすいはずなのに、どうして洗剤が残るのだろう?」と疑問に思っていた編集担当。本誌の「Q&A」にも載せたように、「せっけんカス」とは、水の中に含まれるミネラル成分(マグネシウムやカルシウム)が、せっけんと結びついたものです。衣類に付着していた白い粉状のものは「せっけんカス」だった?!
ちなにみ、洗剤の「溶け残り」とは文字通り、粉洗剤で洗濯したとき、洗剤が溶け切らずに残ってしまったもの。洗剤の量が多かったり、洗濯の水が冷たて出洗剤が溶けないと出やすくなるそうです。
ひどい汚れは洗剤をたくさん入れれば落ちると思いがちですが、所定量以上入れても洗浄力は高まりません。「せっけんカス」も「溶け残り」も洗剤の量が多いと発生しやすいとのこと。洗剤は決められた量を使用することが大切なのですね。
界面活性剤の働き
「界面活性剤=悪者」と思っていませんか?
界面活性剤とは、洗剤の主成分で、どの衣料用洗剤にも配合されています。水と油のように、混じり合わないものの界面(境目)に働いて性質を変え、混じり合わせる働きがあるものを界面活性剤といいます。種類と配合率は商品パッケージに表示されています。
界面活性剤には汚れを引き離す効果があり、今回ご紹介した「液体せっけんおおぞら」は、この成分が「せっけん100%」になります。界面活性剤がなければ、洗濯ものはきれいにならないのですね。
インドネシアやマレーシアのパーム農園を守れ!
コープの洗剤は、資源問題に対する声に応え、洗剤成分の主原料を、枯渇資源である石油から再生可能な植物原料へと切り替え、その後供給量と価格が安定しているパーム油由来原料を採用しました。しかし、パーム油は近年生産量が急激に拡大し、貴重な熱帯雨林の破壊など、いくつかの深刻な問題を引き起こしています。
パーム油の生産が熱帯林を破壊する原因になっていると聞くと、「パーム油を使わなければいい」と考えるでしょう。しかし、大量に必要とされるこの油を他の植物油で補うと、その代替作物を栽培するため、現在よりも何倍もの広大な農地が必要となり、森林破壊の問題が別の地域で深刻化してしまう恐れがあるのです。パーム油の利用をやめるのではなく、その生産方法を改善することが何よりも重要なのです。
コープの洗剤はエシカルなお買い物
日本生活協同組合連合会(日生協)は、2018年からWWFジャパン※を通じ、インドネシアやマレーシアのパーム農家を支援しています。情報や知識、体制の不足から、非持続的な生産を続ける農家に働きかけ、組合を作り、パーム油の生産を持続可能なものに変えていく活動をすすめているのです。
「液体せっけんおおぞら」をはじめ、「コープセフター」シリーズなど、対象商品を購入すると、1品につき0.5円をWWFジャパンに寄付し、この活動につながります。いつものお洗濯で、パーム農園を守りませんか?
※WWF…100カ国以上で活動している環境保全団体。人と自然が調和して生きられる未来をめざして、サステナブルな社会の実現を推しすすめている
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ウィズコープ6月号 vol.300 ~いいモノ いいコト いいトコロ~
「CO・OP液体せっけんおおぞら」の記事は こちら
コープあいち