ウィズコープ5月号 「しらす干し」Web限定レシピと取材こぼれ話
ウィズコープ5月号vol.299
いいモノ いいコト いいトコロ ~しらす干し~ Webレシピと取材こぼれ話
みなさん、「ウィズコープ」5月号は読んでいただけましたか?
コープあいちこだわり商品の “つくりての思い” をお伝えするコーナー、「いいモノ いいコト いいトコロ」は、株式会社三米商店の「しらす干し」を特集しました。
三米商店は創業100年余の老舗海産物取り扱い会社。水揚げ後、プロの目利きによって選ばれた良質のしらすを、昔ながらの天日干しで加工したこだわりのしらす干しです。遠州灘で獲れる旬のいらすで、安全・安心でおいしさにこだわって作るしらす干しを、ぜひご活用ください。
Webサイトでは、本誌でご紹介できなかったレシピと取材こぼれ話を掲載します。
レシピ
【 レシピ提供:東海コープ事業連合 e-フレンズ 「CO・OP chef」】
コープのインターネット注文サイト、e-フレンズには、コープの商品を使ったレシピが満載!
しらす干しを使ったレシピも数多く掲載されています。
■ コープシェフのレシピは こちら 「しらす干し」で検索!
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こぼれ話
魚編に氷?!
この漢字、読めますか?遠州灘の地域では、「しらす」と読むそうです。イワシなどの稚魚であるしらすは、鮮度が命。透き通っていて身質がやわらかく、すぐに鮮度が落ちてしまうため氷で冷やしたことから、魚編に氷の字をあてて表したそうです。しらすの親であるイワシは魚編に弱い、「鰯」と書きます。「弱いもの」の稚魚なので氷をあてた、とも言われているそうです。
一般的には「白子」と書くことが多く、こちらは、釜あげしたしらすが白いことから、この漢字が使われるようになったようです。
イワシの変化
イワシは大きさ(成長)で呼び名や料理でお使われ方が変わります。ご存じの通り、稚魚のときは「しらす」、2㎝前後の大きさになると「カヘリ」と呼び、甘辛く煮詰めて佃煮にしたり、大根おろしと一緒に食べたりします。4㎝前後になると「田作り」と呼ばれ、お正月に食べる田作りに使われますね。関西地方では「ごまめ」と呼ばれています。もう少し大きくなると煮干しになり、さらに8㎝前後になると目刺しになります。
その後、成魚は鮮魚として食べたり、丸干しやフィーレなどに加工したりします。イワシは稚魚のころから成魚になるまで、いろいろ用途で私たちの食生活を支えてくれているのですね。感謝。
間違われやすい魚
しらすは、カタクチイワシやマイワシ、ウルメイワシの稚魚ですが、よく似た稚魚に「コウナゴ(小女子)」があります。西日本では「シンコ(新子)」と呼ばれています。コウナゴはイワシではなくイカナゴの稚魚で、スズキ目ワニギス亜目イカナゴ魚です。しらすが少し大きくなったような姿なので間違われやすいですが、魚の種類が違うのです。
成長したイカナゴは、地方によって呼び名が違い、北海道では「オオナゴ(大女子)」、東北では「メロウド(女郎人)」、西日本では「フルセ(古背)」、「カマスゴ(加末須古)」、「カナギ(金釘)」などと呼ばれるそうです。
しらす干しワンポイント!
コープ宅配で届くしらす干しは冷凍です。三米商店さんにおすすめの解凍方法をお聞きしました。
①袋から出して小鉢な出に入れ、ラップをする。
※水分が出るので、キッチンペーパーを敷いて水分を吸わせるとよい
②冷蔵庫で4~5時間解凍する。
また、離乳食に使用する場合や塩分を気にされる方は、茶こしやざるに入れて熱湯を回しかけると、3%前後の塩分が0.4%ほどの塩分になります。お試しください。
ご協力いただいた、株式会社三米商店のWebサイトは こちら
ウィズコープ5月号vol.299 ~いいモノ いいコト いいトコロ~
「しらす干し」の記事は こちら
コープあいち