ウィズコープ11月号 「CO・OPコープ基礎化粧品」 取材こぼれ話
ウィズコープ11月号vol.293
いいモノ いいコト いいトコロ ~CO・OPコープ基礎化粧品~取材こぼれ話
みなさん、「ウィズコープ」11月号は読んでいただけましたか? コープあいちこだわり商品の “つくりての思い” をお伝えするコーナー、「いいモノ いいコト いいトコロ」は、誕生から45年の超ロングセラーの化粧品「CO・OP基礎化粧品シリーズ」を特集しました。1970年代、肌トラブルが多かった時代に、「毎日素肌に使うから安全・安心な化粧品を」という組合員の強い要望に応え、生協と㈱クラブコスメチックスが共同で研究・開発した化粧品です。「素肌に必要なものだけをたっぷりと」と考えて作られた基礎化粧品、ぜひご利用ください。
Webサイトでは、本誌でご紹介できなかった取材こぼれ話を掲載します。
こぼれ話
組合員からのうれしい声
「化粧品を生協から買う?って思っていました。食品のイメージが強いので、化粧品はそれなりのものなのでは?」
これは、交流会に参加したある組合員の正直な声です。以前、ウィズコープで化粧品を特集したときも、同じような感想が寄せられました。なぜ生協で化粧品を取り扱うのか。
生協は、みんなが力を出し合い、自分たちのくらしと健康を守り、よりよくしていくための組織です。食品はもちろん、くらしにまつわるいろいろなものがよりよくなるよう、私たち組合員が声を出して作り上げています。コープ基礎化粧品(以下、コープ基礎)は、「毎日使える安全・安心な化粧品がほしい」「コープでも化粧品を取り扱ってほしい」という組合員の声に応えて商品開発がスタート。毎日使うものだからこそ、安全・安心なものであることは食品と同じですね。
最初に、素直な感想を述べられた組合員。交流会でコープ基礎のことを知ったのち「天然成分にこだわった、こんなすごい物をずーっと作り続けていることを、もっと広げてほしいです。ちょっとおとなしく作りすぎです!」とおっしゃってくれました。
生協の化粧品は控えめ?
写真は1978年に新発売されたコープ基礎シリーズです。スキンローションの価格は480円でした。当時、大学卒初任給の平均が約95,000円だったそうです。
現行のスキンローションは通常価格で税別710円(高保湿は税別800円)です。価格が安いと質もそれなりなのではないか?と言われることもあります。コープ基礎は、誕生当時から原料は植物由来の成分を厳選し、今もなお時代のニーズを追求し、組合員の声に応えるべく研究されているのに、なぜこれほどの価格で利用できるのか。それは、店頭に販売員を置かず人件費をかけない、広告費をかけない、説明書に添付や化粧箱に入れることをしないからです。この商品を一般流通で販売すると、この価格では販売できないそうです。
知ってますか?ボトルの秘密
コープ基礎のボトルにはいろいろな秘密があります。
1つ目は、全成分が表示されていること。一般の化粧品は添付された説明書に記載されていますが、コープ基礎はボトルに印字しています。
2つ目は、製造年月日が記載されていること。コープ基礎では6桁の数字で製造年月日が記されています。一度、容器の側面や底を探してみてくださ。
3つ目は、スキンローションやミルクローションのふたです。使いやすさに配慮されていて、手のひらでも開けられるように突起がついているんですよ。ふたの上に手のひらを当て、指でつかまずにふたを回してみてください。
その他にも、化粧水の種類(しっとり・さっぱり・高保湿)のふたの色を変え、一目で違いが分かるようになっていたり、外箱を付けず無地のフィルム包装でごみを削減するなど、容器にまでこだわっているのです。
幸せの四つ葉のクローバー
ウィズコープでも紹介した新商品「ナチュラルスキンジェル」。1品6役のオールインワンゲルですが、田原市で栽培されたクローバーから抽出された「ハピクロ」というシロツメクサエキスが配合されています。このクローバー、実は四つ葉のクローバーなのです。(一部四つ葉でないものも含まれます)
田原市で、四つ葉のクローバーが通常よりも高確率で出現する株が発見されました。その株を基に、四つ葉のクローバー研究家の方が10年以上研究され、株の育成に成功。田原市では、(株)あつまるタウン田原が主体となり、「幸せの四つ葉プロジェクト」を発足させ、地域の福祉施設、商店街などと協力して、障がい者の就労支援、街の活性化などを目的に活動しています。福祉事業所では、クローバーを利用したグッズや木製品、クッキー、キーホルダーなどを作成し、販売しています。中には商品にできないクローバーもり、「ナチュラルスキンジェル」はそれらのクローバーが原料ととなっているのです。
田原市で四つ葉のクローバーを栽培しているのは、園芸農家の伊藤さん。専門はアジサイです。生産を始めて4~5年がたちますが、クローバーの栽培はまだまだ不明なことも多く、伊藤さんも初めてのことなので試行錯誤の毎日だそうです。
公園などに自然に生えていて、雑草のようですが、とても繊細な植物で栽培には苦労が多いとのこと。春・秋に育つので暑さに弱く、直射日光があたらないよう遮光をしたり、水やりも欠かせません。編集部がうかがった日も、伊藤さんは汗だくで作業をされていました。
伊藤さんがそこまでして栽培をされるのは、「地元で見つかったものだから、それで地域が活性化するなら」という地元を思う気持ちがあるからだそうです。
ハリを与える効果が期待できるシロツメクサエキス(保湿成分)が配合されたジェル。四つ葉のクローバーから抽出されたエキスです。幸せがいっぱい詰まっているかも?! 11月4週に掲載されます。ぜひご利用ください。
11月7日から、コープあいちのインスタグラムでもオールインワンジェルの情報を発信します。
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ウィズコープ11月号 vol.293 ~いいモノ いいコト いいトコロ~
「CO・OPコープ基礎化粧品」の記事は こちら
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