【相談】「改葬・墓じまいで離檀料は払う必要があるの?」 弁護士よりアドバイス
親の葬儀のため近くの寺の檀家となった。過度な「法要や御布施」など費用がかさむため改葬・墓じまいを考えている。「離檀料(りだんりょう)」というものがあるそうだが必ず払うものなのか?
改葬・墓じまいの際には役所の改葬許可が必要です。その際、改葬許可申請書に墓地管理者やお寺から署名・捺印をもらう必要がありますが、お寺の場合「檀家を離れるなら離檀料(お布施)を」と求められることがあります。
宗派やお寺によりいろいろなやり方があるようで一概には言えませんが、本来「離檀料(お布施)」はお寺から請求される「料金」ではなく、支払いの義務もないとされています。しかし、お墓の維持管理や祭祀などお世話になった菩提寺にある程度お支払いすることは礼儀とも言えます。
改葬・墓じまいをすると決めたら、まずはお寺としっかり話し合いましょう。
万が一、高額の請求を受けたなら、消費生活センター(消費者ホットライン 局番なしの188)でも相談できますし、生協の法律相談で弁護士のアドバイスを受けることもできます。
(名古屋第一法律事務所よりのアドバイス)
※改葬・墓じまいや永代供養については、コープあいち葬祭サービス(0120-651-115 月~土曜日/9:00~17:00)でも相談できます。
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