ウィズコープ1月号 「産地指定 丸大豆しょうゆ」 Web限定レシピ・取材こぼれ話
ウィズコープ1月号vol.283
いいモノ いいコト いいトコロ ~天然醸造 丸大豆しょうゆ~ Web限定レシピ&取材こぼれ話
みなさん、「ウィズコープ」1月号は読んでいただけましたか? コープあいちこだわり商品の “つくりての思い” をお伝えするコーナー、「いいモノ いいコト いいトコロ」では、 今月、下津醬油株式会社の「天然醸造 丸大豆しょうゆ」を特集しました。原材料は地元東海三県の大豆にこだわり、手間ひまかけて造ったしょうゆをぜひご活用ください。
Webサイトでは、本誌でご紹介できなかったレシピ4品と取材こぼれ話を掲載します。
Web限定レシピ
【レシピ提供 : 下津醬油株式会社】
こぼれ話
お伝えしきれなかった、しょうゆの豆知識
下津醤油の伊東さんは、学習会や交流会を行うと「天然醸造」と「本醸造」の違いについてよく質問されます。今回特集したしょうゆも「天然醸造 丸大豆しょうゆ」と「天然醸造」がついています。数あるしょうゆには「本醸造」と書かれているものもあれば、どちらも記されていないものもあります。では、「天然醸造」とか「本醸造」とは何でしょう?
麹菌(こうじきん)などの微生物の力だけで醸造する製造方式を「本醸造」と言います。その中でも、醸造を促進するために酵素や食品添加物を使用しない方式を「天然醸造」と言います。
原材料に記載されている「アルコール」についても、なぜ添加されているのか質問されます。
しょうゆにアルコールが入っている理由は、白カビ(産膜酵母(さんまくこうぼ))を抑えるためです。十分にアルコールが入っていないと、殺菌力が低下し、白カビ発生の原因になります。しょうゆは酵母菌が発酵する過程でアルコールを生み出します。すでに仕込む途中で約2.5%のアルコールが発生しています。しかしこのアルコール分だけでは殺菌力不足で、白カビを防ぐことができません。白カビの発生を抑えるため、1%のアルコールを追加しているのです。ちなみに、白カビは無害なので取り除けば食べられますが、風味が劣化してしまいます。
料理の味を決めるのは 本物のしょうゆ
しょうゆについて熱く語ってくださる伊東さん。入社したばかりのころは、こだわりがなく、ご家庭では安いしょうゆを使っていたそうです。ある日、自社のしょうゆで作った大好物の煮物を口にしたとき「こんなにも味が違うのか?!」と驚いたそうです。料理の味まで変えてしまうしょうゆ、「きちんと造られたもの」と決めている伊東さんです。
和食には欠かせない調味料「しょうゆ」。海外では「soy sauce(ソイソース)」と呼ばれ、今や世界的な調味料です。日本の伝統的は調味料を、私たちも大切にしていきたいですね。
ご協力いただいた、下津醬油株式会社のWebサイトは こちら
ウィズコープ1月号 vol.283 ~いいモノ いいコト いいトコロ~
「天然醸造 丸大豆しょうゆ」の記事は こちら
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