ウィズコープ12月号 Web限定 「CO・OP 天然醸造 豆みそ Web限定レシピ&こぼれ話」
ウィズコープ12月号vol.270
「CO・OP天然醸造 豆みそ」 有限会社野田味噌商店(蔵元 桝塚味噌) Web限定レシピ&こぼれ話
みなさん、「ウィズコープ」12月号は読んでいただけましたか?
今回で4回目となり、そろそろ定着?となった「いいモノ いいコト いいトコロ」、 コープあいちこだわり商品の“つくりての思い”をお伝えするコーナーです。
野田味噌商店の「CO・OP天然醸造 豆みそ」は、今では全国的にも珍しくなった、木桶での天然醸造という伝統のみそ造りをされています。野田味噌商店のこだわりと思い、伝わったでしょうか。
Webでは、本誌で紹介できなかったレシピ4品と、取材こぼれ話を掲載しますので、ぜひご覧ください。
レシピ
取材こぼれ話

みそへの思い
今回の取材では、野田味噌商店の中川さんと堀木さんにお話をうかがいました。中川さんは長く生協を担当されており、組合員のみなさんとの交流会や職員の学習会で、毎回豆みそへの熱い思いを語ってくださいます。本誌にもあったように、野田味噌商店はみそを造るのではなく、「育てる」と言います。社員のみなさんが同じ思いで、大切に大切にみそを育てているのです。野田味噌商店のみそ蔵の中には、なんとオルゴールの音が流れているのです!
子どもたちへ伝える
野田味噌商店近くの小学校では、5年生の冬に中川さんたちが先生となって、みその学習会が行われます。6年生の春にはみんなでみそを仕込み、卒業を迎えるまで教室で育てます。「クラスの笑い声を聞いて育つみそと、ケンカする声を聞いて育つみそとでは、違いが出るかな?」と説明しながら、みそ造りを教えるそうです。仕込んだみそに名前をつけるクラスもあるとか。約1年大切に育てられたみそは、卒業のころクラス写真を撮ると、みんなの真ん中に、まるで仲間のように写っているそうです。中川さんはその写真を見ると「大切に育てられたのだな」と、とてもうれしく思うそうです。
組合員との交流
以前、コープあいちの企画でみそ造り体験を行ったとき、体験した組合員が帰り際にそっと手紙を置いて行かれたそうです。その手紙には、温かな絵と言葉が添えられていて、とてもうれしかったそうです。コロナ禍で、コープあいちも組合員との交流会を行うことができませんが、1日も早く組合員のみなさんと会える日を楽しみにしている中川さんです。
野田味噌商店、女性初?!
堀木さんは入社3年目で、野田味噌商店では初の女性蔵人(仕込み担当)です。みそ蔵を見学したことがある編集部は、みその仕込みの大変さを多少知っています。堀木さんのきゃしゃな体のどこにそんな力が?とびっくり。なぜ蔵人に?「みそが好きで、醸造業に携わりたく、職人になりたかったから」と堀木さん。体力が必要な仕込みの作業、最初の1年は毎日筋肉痛だったそうです。堀木さんの奮闘記が、野田味噌商店のWebサイトに掲載されていますので、ぜひご覧ください。
堀木さんのブログは「夏子と味噌」は こちら
豆みそ、赤みそ、八丁みそ…いろいろな呼び方がある、この地域独特のみそ。戦国武将も好んだ(?)歴史と文化のあるこのみそを、次世代につないでいきたいですね。
ウィズコープ12月号vol.270 ~いいモノ いいコト いいトコロ~
「CO・OP天然醸造 豆みそ」の記事は こちら
コープあいち