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暮らしに役立つ検査・手洗い編

皆さんは、一日に何回手を洗っていますか?日々習慣となっている手洗いですが、今回実験をすることで見直してみようと思います!

実験1:手を洗う時にしっかり洗いたいポイント

実験方法

暗い場所で紫外線を当てると青白く光る特殊な薬剤を手に塗り、普段どおり手を洗いました。

  • 洗う時間は10秒~15秒程度。
  • 手洗い用の液体せっけんを使用。
結果

親指の付け根のふくらみが青白く光り、洗い残しがわかります。手首や指の間も洗い忘れがちなので、気を付けるといいですね。

実験2:手洗いビフォー・アフター

実験方法

手洗いをする前と後の手に、どれだけ菌がついているかを比べました。写真の白や黄色の丸は手のひらにいた菌を、目に見える大きさまで数日間培養したものです。

結果

Aは、手を洗う前にはついていた菌が、手洗い後にはほとんどいなくなっています。

Bはしっかり手洗いをしたのですが、その日に何度も手や顔を拭き水気を含んだハンカチで手を拭いたものです。手洗い後の方が手の形がわかるほど菌の数が多くなってしまっています。

Aは手洗いの後、清潔な紙タオルで拭いています。 濡れたハンカチ・タオルは菌が増えやすいので、ご自宅では手拭き用のタオルはこまめにかえることをおすすめします。 また外出先では、清潔なハンカチを持ち歩くのが理想ですが、使い捨ての紙などを利用するのもいいですね。 どんなに清潔なハンカチでも、水分を含んで繰り返し使っていると菌の温床となってしまいかねません。

日常の中で手はいろいろな場所に触れています。手洗いは誰にでも簡単にできますが、食中毒や感染症を予防する大切な方法です。 洗い残しやすい指先・指の間・手のひらのしわ・親指まわりを意識しながらしっかり手洗いすると、約30秒ほどかかります。 ぜひ家族みんなで“よい手洗い”をマスターして、健やかな毎日を過ごしましょう。