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野菜がきちんと摂れているかどうか、測ってみませんか?

食生活の欧米化が進み、野菜の摂取量が少なくなってきているといわれています。健康のために野菜をなるべく食卓に乗せようと日々考え、工夫されている方も多いのではないでしょうか。
国をあげて取り組まれている健康日本21(21世紀における国民健康づくり運動)でも、野菜の摂り方として「一日350g以上が望ましい」という目安が示されています。
では、私たち自身は実際どの程度、毎日野菜を摂っているのでしょうか。

東海3県(岐阜県、三重県)の野菜摂取量は全国の中でも少ない!

平成28年度の国民健康・栄養調査によると、都道府県別で最も野菜摂取量の多い県は、男女ともに長野県でした。東海3県は全国的に見ても、野菜摂取量の少ない地域のようです。東海3県の女性の野菜摂取量は、1日当たり350gの目安と比較しても100g程度少ない結果でした。

ご自身の野菜の摂取量を知ってみませんか?

この地域の平均では野菜が不足していることは分かりましたが、実際に食生活を改善していくためには、自分自身の摂取量がどうなのかを知りたいですね。 商品検査センターでは、この秋、普段の野菜摂取量のチェックができる機器を導入しました。 手のひらを機器にかざすと、数十秒で測定完了、ご自身の野菜摂取レベルと、推定での野菜摂取量がわかります。

商品検査センターが移転し、組合員の皆さんと食について学習・体験できる機能が充実しました。見学に来られる方にはもちろん、来られない方にも検査センター発の情報をいろいろな形でお届けできるように準備しています。

野菜の摂り方のヒント

「一日350g」といわれても、また、野菜摂取量がわかったところで不足している量を、毎日の食卓の中でどう計算したら良いのでしょうか。

  1. 350gは両手一杯の野菜を3杯分
    朝・昼・夕食それぞれで両手一杯ずつの野菜を食べると350gの目標はクリアできそうです
  2. 一日三食の、毎食の食事で野菜を摂る工夫を
    欠食があったり外食で野菜が摂りにくかったりすると、残りの食事でその分補わなくてはいけなくなると思うと結構大変です。少しずつでも毎食の食事で野菜を摂ることが第一歩です。
  3. 小鉢一杯分の野菜の副食を増やす
    野菜の副食を一品増やすことで不足の解消に役立ちます。お総菜を利用しても良いですね。一人分のお総菜は種類にも寄りますが、だいたい70~100g程度が一般的、これは日本人の平均的な野菜不足量に相当します。