アルミホイルが変色した? のお話
答えは「2」。アルミもさびるのです。
アルミホイルの原料であるアルミニウムは、水や塩分、酸、アルカリなどに弱く、長時間触れていると酸化腐食現象(さび)が発生することがあります。 この現象は、ホイルの若干のねばりから始まって、乳白色や茶褐色、黒色などに変化し、ホイル同士がくっついて、やがて白い粉状に変化していきます。 このような現象は、保管期間が長いほど生じやすくなります。ホイルの長期保管中に、温度や湿度が変化することによって発生した結露がホイル内部に吸収されるためです。 ホイルの端は外気に触れて乾燥しやすいため、ほとんどの場合、中央部が帯状に変色します。
保管の「場所」「期間」にご注意ください
- 湿気の少ない場所で保管してください。
- 濡れた手で触らないでください。
- 購入後はお早めにご使用ください。
アルミホイルの表と裏
アルミホイルは、2枚重ねにしたものをローラーとローラーに挟んで薄く伸ばして作っています。
このときローラーにあたった面はピカピカに、内側のアルミにあたっていた面はツヤがない状態で仕上がります。
見た目は異なっていても素材は同じですので、表と裏の区別はありません。
※商品によっては特殊加工が施されているものがあり、表と裏があるものもあります。
アルミホイルを落し蓋に使用できる?
アルミは塩分や酸に弱いため、長時間使用すると腐食して、変色したり溶けて穴があいたりすることがあります。 材料や調理器具の材質によっては、短時間でも発生する場合がありますので、落し蓋へのご使用はお勧めしません。