食物アレルギー表示を見るときの注意点
2024年2月2週(6号)注意1 必ず表示されるものとそうではないものがあります
食物アレルギーの原因となるものは、アレルギーを持っている方が分かるように表示する必要があります。
それには、必ず表示される8品目と、表示が推奨されている20品目があります。
「必ず表示される品目(特定原材料)」8品目
えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生(ピーナッツ)
※くるみについては、2025年3月31日までに製造された商品には表示されていない可能性があります。詳しくは3号のおいしくって安全なお話をご覧ください。
「表示が推奨されている品目(特定原材料に準ずるもの)」
アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
※表示が推奨されている品目は、アレルギー表示がないからといって含まれないとは限りません。
注意2 原材料に続いて個別に記載される場合と、一括で記載される場合があります
食物アレルギー表示は原材料名・添加物の欄に表示されます。個別で表示される場合と、末尾に一括で表示される場合があります。
注意3 食物アレルギーの品目以外の表記で置き換えられている場合があります
原材料名から食物アレルギー品目が使用されていることが簡単にイメージできるものは、品目そのものの表記が省略される場合があります。
例:玉子、ハムエッグなど→卵の表示は省略されます。
ミルク、バター、チーズ、アイスクリーム、脱脂粉乳など→乳の表示は省略されます。
※このような標記もされるため、個別表示の場合は原材料名を一つ一つ確認する必要があります。
食品表示に関する法律は改定される可能性があります。今後も生協からの情報発信や消費者庁ウェブサイトの「食物アレルギー表示に関する情報」ページなどで最新の情報をご確認ください。