食材の腐敗のチェックポイント
2021年1月4週(4号)
賞味期限は、適切な温度で保存した未開封の状態でおいしく食べられる目安です。ところで、いつまで食べられるかは気になるところですね。いつもとは違う酸っぱい臭いがしていたら食材が腐敗しているかもしれません。今回は食材の腐敗をテーマに腐敗の兆候をまとめてみました。これが全てではありませんが参考にしてみてください。
- ポイント1
- 変色やぬめりなどの見た目のチェックをしましょう。
- ポイント2
- 臭いがいつもと違うか確かめましょう。
- ポイント3
- 可能なら少しだけ口に入れていつもと違うか確かめましょう。
※ひとつでも不安を感じたら食べないようにしましょう。
牛乳の場合 | 酸っぱい臭いがする、色が黄色っぽくなる、ヨーグルトみたいにとろみがついている、苦味や酸味がある |
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ヨーグルトの場合 | 変色が見られる(黄色っぽい、茶色、ピンクなど)、ヨーグルトとは違う臭いがする |
※開封した食品は傷みやすいので賞味期限に限らず早めに食べましょう!ヨーグルトは水分が分離する事がありますが、食べても問題ありません。 |
納豆の場合 | 糸を引かない、水っぽくなってドロッとしている、納豆とは異なる臭いがする |
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※納豆は発酵食品なので時間の経過とともに発酵がすすみます。納豆の表面に出てくる白い粒は、アミノ酸の結晶です。ザラザラと舌触りが悪くなりますが食べても問題ありません。 |
かまぼこなど練り製品の場合 | ネバネバして糸を引く、表面や内部が溶けたように柔らかくなっている、酸っぱい臭いがする |
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※開封後は2~3日以内には食べましょう!食べきれない時はラップなどで密封すれば冷凍保存ができます。 |
食パンの場合 | 酸っぱい臭いがする、カビが生える、糸を引く |
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※冷蔵庫に入れると乾燥して硬くなりますので食べきれない場合は、ラップに包んで冷凍保存がオススメです! |
※腐敗する前に食材を使いきる、残る場合は冷凍保存するなどの工夫でフードロス削減にもなりますね!