おいしくって安全なお話2026年20号(減塩は”健康によい”だけじゃない)
普段の食生活で「食塩」について気にしたことはありますか?
添加物や農薬の安全性には敏感でも、「食塩」は“食品だから大丈夫”と思って、意識していない方が多いかもしれません。
でも、食塩の過剰摂取は年齢に関係なく、誰にとっても重要な“安全”の問題なのです。
減塩は「健康」よりも「安全」の話
日本では成人の3人に1人、高齢者の3人に2人が高血圧と診断されています。高血圧は脳卒中や心臓病など重大な疾患につながりやすいため、予防がとても大切です。
その予防に効果的なのが「 減塩」と「体重管理」。
特に、1日の食塩摂取量を成人(男性7.5g未満、女性6.5g未満)、3~5歳3.5g未満、6~11歳4.5g未満に抑えることがすすめられています。
※高齢者も減塩は必要ですが、栄養不足には注意が必要です。
子どもにとっても”減塩”が大切な理由
年齢を重ねると、血圧は自然に上昇しますが、子どもの頃から塩分を控えることで、この将来の上昇をゆるやかにすることができます。
また、小さい頃に“濃い味”に慣れてしまうと、大人になっても塩分をとりすぎやすくなります。だからこそ、子どもの頃からの減塩習慣が、将来の健康を守ることにつながるのです。
減塩は無理のない範囲で、できることから
1. まずは“かける塩”を減らす
• 醤油・ソース:直接かけずに小皿で”ちょん”付け
• 炒め物は、直接入れるのではなく、小さじで計量
• 卓上に置かないだけで、使用量がぐっと減る

2. 減塩商品を上手に活用
• 減塩しょうゆや減塩みそ、減塩の冷凍食品も活用
※ちなみに、うすくち(淡口)醤油は、色が薄くやや塩気が強い醤油です
3. スープは“全部飲まない”
• インスタント麺:スープは全部飲まない
• 汁物:だしをきちんととって、具沢山(豆腐・野菜・きのこ)に汁の量を減らす
※味噌は、溶かす量を1割減らしても、意外と気付かれない

東海コープ