おいしくって安全なお話2026年7号(食の安全安心と生協)
日本では、専門家により構成された「食品安全委員会」が最新の情報に基づいて食品添加物等の安全性を確かめ、その結果を基に国が基準やルールを決めています。実はこの仕組みができあがるのには、生協の運動が大きく関わっているのです。今回は、日本の食の安全と生協の関わりについてのお話です。
生協が果たしてきた役割
高度成長期だった1960~1970年代は、食の安全をめぐって様々な問題点が指摘された時代でした。添加物を例にとると、安全性に関する情報が開示されていなかったり、その頃使用されていた食品添加物が安全性の問題から禁止になったり…。この不安な時期に、東海地区にも食の安全を求めてコープぎふ、コープあいち、コープみえの前身となる生協が設立されました。
この後生協の取り組みは、自分たちが利用する商品の安全性の確保だけではなく、社会全体の「食の安全」を実現する仕組みづくりへ発展していきます。
1999年頃に全国の生協で「食品衛生法改正の署名運動」に取り組み、1373万筆の署名が集まりました。この活動が食品安全基本法制定につながり、冒頭の食の安全の仕組みが実現したのです。この署名活動には、コープぎふ、コープあいち、コープみえの組合員の皆さんも大きく関わりました。
生協が果たしている役割
「食の安全」は私たち消費者がいつも気になる、不変のテーマです。全てを行政任せにせず、私たち自身も積極的に関わることで「食の安全安心」を実現していくことができます。

- 食の安全行政に積極的に意見を出す
- 検査活動を通じて科学の目で食の安全を確かめる
- 安心して商品を選べるように、科学的な根拠に基づく正確な食の安全情報を発信する
- 「食の安全おしゃべり会」※などを開催し、専門家と消費者の情報を交換する
こうした活動を大切に、これからも食の安全安心を守る活動に取り組んでいきます。
※2024年度より開始した「食の安全おしゃべり会」はこれまで 「輸入食品」「農薬」「カビ」をテーマに開催してきました。 2026年2月14日には「健康食品」をテーマに開催予定です。

東海コープ