
「東海コープ商品安全検査センターの目指すもの」
今、私たちの周りでは食品に対する不安が広がっています。表示を見ると食品添加物がたくさん使ってあるけど大丈夫?農薬は野菜や果物を作るのに必要だと言われているけど、農薬が残っているものを食べていて大丈夫?魚が体に良いって分かっているけど、水俣病の原因になった水銀がマグロなどには多くて、妊婦さんは食べないようにと言われるけど、子供は大丈夫?最近アレルギーが多くなっているけど、食べ物に何か悪いものが入っているのでは?等など、新聞やテレビやいろいろな情報を聞けば聞くほど不安になってきます。そういった食品に対する不安は私たちがお届けするコープの商品にも向けられます。
生活協同組合は、それぞれの地域で消費者の方たちが集まって、少しでも自分たちの望む安心して食べられる商品を作り、皆で信頼し、分かち合う活動をしてきました。そういった生協の努力の積み重ねもあり、食品の安全性も向上し、生協が目指していた食品添加物の適切な使用、素材を生かした商品が当たり前の時代となっています。私たちがお届けしている商品には、食品添加物、残留農薬、遺伝子組換え、地産地消等など、組合員の願い・想いがこめられています。
このように大切な商品を、生協は生産者・メーカーに組合員の想いを伝え、それを生協の安全品質に基づいて商品化し、安全な状態で皆さんにお届けできるよう頑張っています。商品安全検査センターでは、皆さんに代わって、安全に安心して食べられるように作られているかを、皆さんと同じように商品案内書から注文したりした抜き取り検査で、微生物検査、残留農薬検査、食品添加物、動物用医薬品、重金属などを中心にチェックしています。
従来、検査センターは検査結果を出す事を重きにおいた「縁の下の力持ち」に徹していました。しかし、この10年で最新の分析機器なども整備して得られる貴重なデータを有効に使い、その検査結果から見える原材料、製造工程の管理状況ををさかのぼってチェックしたり、良好な検査結果はどんどん生産者、メーカーに還元し自信をつけてもらい、更に良い品質の商品を作ってもらう。このように、生協のお届け商品のレベルアップを図り、食の安全、安心を確認していきます。
食の安全に係わる有益な情報は、毎週の商品案内書の「おいしくって安全なお話」や機関紙、検査センター、東海コープのホームページでお伝えしており組合員の皆さんから好評をいただいており頑張って続けていきます。
今の私たちの食は本当に安全になってきたのに、食に対する不安がつきません。生協と組合員の信頼を基に、その不安が少しでも安心に変わるような情報提供をこれからも積極的に発信していきます。どんどん利用してください。皆さんのご意見、ご質問を歓迎しています。
2011/4/1
東海コープ事業連合 商品安全検査センター 顧問
斎藤 勲
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