小さな子どもから年配の方まで、手軽に食べられる果物と言えば?まっ先に、バナナを思い浮かべた人が多いのでは。近年種類が増えて、どれを選ぶか迷うことはありませんか?今回、株式会社エム・ティ※のお2人にご協力いただき、コープ共同購入(コープ宅配など)で企画している定番3種をいろいろな角度から比較してみました。
※株式会社エム・ティ
野菜や果物のカット加工、包装も行なう青果物専門卸会社
標高が高い場所は気温が低く、育成に時間がかかるため果肉が緻密になり、もっちりとした食感になります。
昼夜の寒暖差が大きく甘みも増します。
現地で袋づめしてから、移動、追熟を経たバナナを、セットセンターで箱づめする直前に再確認します。その時点で実が痛んだりしているものは除外します。商品検査センターで定期的に残留農薬検査も行なっています。
バナナは青い状態でないと日本国内に輸入できません。
日本には生息しない害虫やその卵が国内に入るのを防ぐために、植物防疫法で定められています。輸入後に国内業者の元で黄に色づくまで追熟されます。
バナナには、収穫後に食べごろになるまで成熟させる期間が必要です。このように収穫後に成熟させることを「追熟(ついじゅく)」といいます。
バナナは高い栄養価を持った果物ということは知られていますが、ごはんや食パンに比べると低カロリーでもあるのです。また、バナナに含まれるブドウ糖は素早くエネルギーになり、果糖やショ糖はゆっくりとエネルギーに変わるので、「寝ていた体・脳」を起こすのに適した食材ということになります。
※植物防疫法により日本の生態系を脅かす虫が発見された場合「くん蒸」されます。
「くん蒸」されたバナナは「フェアトレードバナナ」(有機栽培)ではなく、「フェアトレードバナナ」としてお届けします。栽培内容は変わりません。
人の好みはこんなに違う!バナナの奥深い世界
食味についての評価結果はあまり差はなくても、「どれが好き?」という質問では、大きく好みが分かれました。「甘めが好き」「酸味があった方がいい」という差はもちろん、追熟期間も、配達当日から一週間くらいまでと幅広い結果に。
こちらも試食しました!
個性豊かな品種も試食したところ、驚きの声が続々!
コープあいち「ウィズコープ」2017年6月下旬号より
2018.06.14