おいしくって安全なお話2021年25号(牛肉のホルモン剤について)

MENU CLOSE

閉じる

  • コープの商品
  • 食の安全

おいしくって安全なお話2021年25号(牛肉のホルモン剤について)

25号_牛肉のホルモン剤について.indd.png25号_牛肉のホルモン剤についてindd.pdf

輸入の牛肉にホルモン剤が使われていると聞いたけど、ホルモン剤って何かしら?
人体に影響はない?

肥育ホルモンとは、牛や豚などの肥育促進を目的に肥育時に使用される動物用医薬品等です。
国内の牛の肥育では使われていませんが、アメリカ、カナダ、オーストラリアなどの牛肉輸出国で使われています。
健康への影響など、どのように管理されているかお話しします。

●肥育ホルモンとは?
 ホルモンは本来、人や動物の体中でつくられる生理作用がある物質です。
畜産ではその生理作用を利用して繁殖、病気治療などを目的として使用されていますが、牛の成長促進に使用されるものがあり、これを「肥育ホルモン剤」といいます。
 肥育ホルモン剤には、ヒトや動物の体内に自然に存在するホルモンを製剤とした天然型と、化学的に合成される合成型があります。
 肥育ホルモン剤の使用については、国際機関等で安全性の評価が行われ、適正に使用される場合、人の健康への悪影響はないと判断されています。

●肥育ホルモンの管理
 天然型ホルモンは人や動物の体内でもつくられるもので、肥育ホルモンを投与されていない動物由来の食肉中にも含まれています。そのため具体的な基準値による規制ではなく、食品に自然に
含まれる量を超えないように管理されています。
 合成型ホルモン剤については一生涯食べ続けても問題がない一日あたりの許容摂取量を超えないよう残留基準が設定されています。
 輸入される食肉のホルモン剤については、 厚生労働省が毎年の計画に基づいて検疫所で検査を実施しています。これまで輸入牛肉に、日本の残留基準値を超える合成型ホルモン剤が検出された
ことはありません。

●発がん性について
 肥育ホルモン剤と乳がんの関連を疑う情報がありますが、残留する量は発がんも含めた安全な量の範囲であり、ホルモン依存性がんの原因になっているとは考えにくいものです。

東海コープ