MENU CLOSE

閉じる

  • コープの商品
  • 食の安全

おいしくって安全なお話2020年33号(除菌?抗菌?殺菌?)

33号_除菌?抗菌?殺菌?.png

33号_除菌?抗菌?殺菌?.pdf

 今までにも増してよく目にするようになった抗菌、除菌や殺菌などの文字。
書いてあるとなんとなく良い気がするけど、実際どういう意味で使い分けられているかご存知ですか?今回はこれらの言葉を整理してお伝えします。

●抗菌
 抗菌は「製品の表面についた菌の増殖を抑える」という意味で使われています。
 一般的には食中毒菌である「黄色ブドウ球菌」と「大腸菌」での抗菌効果の確認をするように決められており、カビ・酵母やウイルスなどは効果の対象になっていません。
 除菌や殺菌・消毒とは違って菌の数を減らすわけではありませんが、表面についた菌の増殖を長期間抑えるという他にはない効果があります。抗菌加工の製品なら菌はいないし多少汚れても大丈夫!ということではなく、洗浄や清掃をして清潔な状態を保つことで十分な抗菌効果を発揮します。

●除菌
 一般的に「除菌効果のないものを使ったときと比べて、増殖できる菌の数を減らす」という意味で使われています。「除菌」と書かれている製品を使えば、菌を完全に取り除くことができるわけではないので注意が必要です。
 除菌シートやウェットティッシュ類の除菌効果は硬い表面(手すりや机の上など)を対象としているので、手や指などの身体部分に対しては十分な効果が発揮できない場合もあります。除菌成分の効果を過信せず、除菌シートなどを使用するときはなるべく複数回汚れをふき取るイメージで使用します。

●殺菌・消毒
 殺菌は文字通り「菌を殺す」ことです。ただ菌を全滅させるほどの意味はなく、特定の菌のみをある程度殺す効果があるだけでも殺菌ということができます。
 消毒は「害のある微生物などを減らしたり増殖できないようにして、無害にする」ことをいいます。
 殺菌・消毒と表示された商品は医薬品や医薬部外品として厚生労働省で有効性や安全性が承認されています。よく目にするものでは薬用せっけんや歯磨き粉などですね。

 いずれにしてもこれらの効果に頼りすぎるのは要注意です。「しっかり洗う」が重要なことには変わりありません。

東海コープ