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おいしくって安全なお話2019年34号(たくさん食べれば良いわけではない。~摂り過ぎてもよくない栄養素のお話~

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栄養素には炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルなどがあり、成長と健康維持には欠かせないものです。多くの方は脂質、食塩などは摂り過ぎに注意をしていると思いますが、「体に良い」と言われるような栄養についてはたくさん摂るほど良いような感覚がありませんか?今回は「栄養にも摂り過ぎ注意のものがある」というお話です。

●カルシウムも摂り過ぎに注意

厚生労働省が5年ごとに発表している「日本人の食事摂取基準」(現在2015年版)というものがあります。栄養素に関して、栄養不足にならないための「推奨量」、生活習慣病を予防するための「目標量」とあわせて、一部に過剰摂取による健康障害を避けるための「耐容上限量」という数値が設けられています。
 例えば、骨に欠かせないカルシウムは、18歳以上の女性の推奨量は一日650mgですが、耐容上限量は18歳以上の男女とも一日2500mgと定めています。
一般的なカルシウム強化乳コップ1杯で400mg程度、カルシウム強化ウエハース1個やサプリ1回分300mg程度で、合わせれば推奨量に達しています。普通の食事に含まれるカルシウムもあるので、意識してカルシウムを多量に摂取する人では、2500mgを超え続けることもあり得ます。カルシウムの過剰により高カルシウム血症、泌尿器系結石などが心配されるようです。

●どんな栄養素が要注意?

 「日本人の食事摂取基準」にはビタミンA、D、E、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸の6種のビタミンと、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン、モリブデンの10種のミネラルに過剰摂取による健康障害回避のため耐容上限量が定められています。これらの中には積極的に摂取をすすめられているものもありますが、それでも摂り過ぎには注意が必要ということです。
 もちろん、どの栄養成分も、普通の食生活では簡単には上限量に達しませんし、一時的に超えても健康上の問題はありません。カルシウムの例で触れたように、意識してサプリメントなどで摂取するような際に注意すれば大丈夫です。

東海コープ