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おいしくって安全なお話2019年28号(輸入果物の残留農薬について)

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28号_輸入果物の残留農薬について.pdf

気候の違いなどから海外には日本では収穫できない魅力的な果物が多くあります。
現在では輸送技術の進歩により、海外の果物が国内でも簡単に手に入るようになりました。
 一方で、遠く離れた海外の農薬使用の実態は正確な情報が入手し難く、ネットなどでは根拠のない不安な情報も見られます。
 今回は、国産と輸入の果物の残留農薬の実態を、実際の検査結果を基にお話しします。

●おさえておきたい輸入農産物の安全施策

日本の輸入食品の安全性確保の取り組みとしては、
①輸入時対策(輸入時に検査などで確認する)
②輸出国対策(輸出国に対して日本の安全施策を周知する)
③国内対策(国内流通しているものの調査)
 で安全性を確保しています。
※詳細は5月5週22号掲載の「おいしくって安全なおはなし」をご覧ください。

●残留のようす

東海コープの商品検査センターで行った2018年1月~12月までの残留農薬検査を、国産果物と輸入果物に区分し、検出された農薬の残留のようすをまとめました。

国産の果物は、84作物の検査をし、そのうち62作物から何らかの農薬が検出されました(検出率74%)。
 一方、輸入の果物は23作物の検査をし、そのうち13作物からなんらかの農薬が検出されました(検出率52%)。
 また、1作物から検出される農薬の種類は、国産2.9種類、輸入2.8種類と差がなく、海外の農産物についても農薬を何種類も使っているわけではないようです。
 さらに、検出された農薬の残留量は日本の残留基準に対して1/10以下がほとんどで、50%を超えるものは国産・輸入ともありませんでした。

●輸入果物の安全性

農薬は農産物ごとに残留しても健康上問題ないようにするための「残留基準」が設定されています。生協で取り扱った果物の検査結果では、農薬の残留は良好に管理された(安全性が確保された)状態であることと、国産・輸入には大きな差がないことがわかりました。
 これは、日本の輸入食品に対する安全施策が有効に機能しているからといえるでしょう。
 不安を煽る情報に惑わされることなく、バラエティー豊かな食事をとることの方が健康に良いといえそうです。

東海コープ