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おいしくって安全なお話2019年16号(農薬は体内に溜まる?)

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野菜や果物を栽培するとき、害虫や病原菌に対抗するために農薬を使用することがあります。その農薬が農作物に残ることがあるので、健康に影響がないことが必須となります。そのため、農薬の使用には厳しい規制や使用基準があります。
 しかし、わずかに残った農薬が体内に残留していくことはないのでしょうか。「もし体に溜まっていったら、健康に問題のある量になっちゃうんじゃないの?」という声も聞かれます。
 今回は農薬が体に溜まるのか、というテーマでお話します。

●体の中に溜まる?

人間の体の中に入った食品や化学物質は、体内のいろいろな働きによって分解・利用されたり、そのまま排泄されたりします。この働きには肝臓が大きな役割を果たしており、私たちの体の中には様々な物質が過剰に溜まらない
ようになっています。

●農薬も変わっています

1970年代頃まで使われていた古いタイプの農薬は、効果の高さや長く効くことが優先され、分解されにくいものが使用されることもありました。
 しかし、これらの分解されにくい農薬は1971年改正の「農薬取締法」で使用が規制され、2002年の改正でさらに厳しく規制されたことで、現在の農薬は分解しやすく、毒性が低いものに変わってきています。
 これには食品を食べる私たちにとっての安全性というだけでなく、農薬を使う側の人たちにとっての安全面も考慮されています。

残留農薬をはじめ食品添加物などの化学物質は、私たちが食べ物を通じて毎日食べ続けたとしても問題のない量が「食品安全委員会」で決められており、この量をもとに考えられた基準値で規制されています。検査センターでは現在使用されている農薬に加え、使用が禁止された農薬も含めて検査を行い農作物への残留状況のチェックをしています。検査結果では、検出される農薬が一昔前とは変わってきていることが分かっています。
 さらに生協では、検査結果の一部を生産者の農薬の使用方法の改善に役立ててもらえるよう情報提供もしています。
 生協の農産物をこれからもぜひ安心してご利用ください。

東海コープ