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おいしくって安全なお話2019年15号(身近な植物による食中毒に気を付けましょう)

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食中毒の統計には、有毒なキノコや植物による植物性自然毒という分類があります。植物性自然毒による食中毒は、観賞用植物を野菜と間違って採って食べてしまったことでも起きています。身近には安全に食べることができる山菜や野草、野菜と外見がよく似た有毒成分を持った植物が存在しており、そういった植物を間違って採らない、食べないようにする注意が必要です。
 今回は植物性自然毒の中でも毎年発生している身近な食中毒についてお話します。

●ニラと間違えた植物!?

スイセンは家庭でも植えられる事の多い身近な植物ですが、リコリンという有毒物質を持っています。ニラの葉がスイセンの葉とよく似ているため、誤食によって食中毒が起きています。2018年から過去5年間で35件も発生(毎年発生)しています。
<食中毒事例>
・自宅の庭で栽培していたスイセンをニラと間違えて採り、調理して食べた

・自宅の花壇でニンニクとともにスイセンを栽培しており、ニンニクを採る際、間違えてスイセンも採った

●ギョウジャニンニクやじゃがいもと間違えた植物!?

2018年から過去5年でイヌサフランを誤食した食中毒は11件、その中で8人の方が亡くなっています。イヌサフランは園芸植物として広く植えられ、球根や種子に含まれるコルヒチンが、嘔吐・下痢の症状を引き起こし、重症の場合は死亡する事もあります。
葉がギョウジャニンニクやギボウシに間違われ、球根がにんにくや玉ねぎ、じゃがいもに間違えられる事があります。
<食中毒事例>
・自宅の敷地内に生えていたギョウジャニンニクとイヌサフランを採り、調理して食べた
・自宅に生えていたイヌサフランの球根をイモと間違えて採り、調理して食べた
 今回紹介した事例のように自宅での誤食が多く発生しています。観賞用植物と野菜を近くには植えない、もしくは植物の名前がわかるようにしておきましょう。
 また、栽培した覚えのないものは十分に注意してください。

東海コープ