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おいしくって安全なお話2018年35号(ちょっと気になるトランス脂肪酸のお話)

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マーガリンや菓子パンなどを対象に時々話題に上がる「トランス脂肪酸」。トランス脂肪酸は、多くとりすぎると冠動脈疾患(心筋梗塞や狭心症など)を増加させる可能性が高いといわれている、生活習慣病にも関わりのある成分です。アメリカでは規制がされている一方で、日本の対策が遅れていると批判されることがあります。なぜ、このような違いが生まれるのでしょうか?

●アメリカと日本では大きな差がある摂取量

トランス脂肪酸は固体の油脂に含まれています。体型を比べても、食生活を想像しても明らかですが、油脂の摂取量が圧倒的に多いアメリカ型の食生活では必然的にトランス脂肪酸の摂取量も多くなります。アメリカ型の食生活
では摂取する油脂の量を少しぐらい減らしたところでトランス脂肪酸の摂取量を適正な範囲に抑えることがむずかしいようです。そのため、特に削減が望ましいトランス脂肪酸に的を絞っているのです。
 日本型の食生活では、トランス脂肪酸の摂取量は問題のない範囲にあります。

●トランス脂肪酸の適正な範囲とは

トランス脂肪酸の摂取量は私たちが一日に摂る総エネルギー摂取量の1%未満が目標値(WHO)となっていますが、アメリカ:2.2% 日本:0.3%(食品安全委員会「食品中に含まれるトランス脂肪酸」評価書より)で、
日本の方がずっと低いことがわかります。トランス脂肪酸の摂取量が少ない日本では、油脂の摂取量が多くなり過ぎないような食生活に気をつけるだけで十分といえそうです。これが、日本とアメリカの規制の差につながって
いるのですね。

「今のところあまり気にするほどではない」というのが日本人でのトランス脂肪酸の問題です。食の欧米化により年々日本人の油脂の摂取量も増えてきているそうです。油脂全体の摂取量が増えると、トランス脂肪酸の摂取量も
あわせて増える傾向にあるようですので、この点は注意が必要です。あまり偏らず、バランスのとれた食生活を続けていくことが大切ですね。

東海コープ